ハワイ移住を夢見ているけれど「失敗しないかな…」と心配になりますよね。
私はハワイに移住して3年が経ちましたが、移住が失敗だったと思ったことの方が多いです。
良く「ハワイに住めるなんて羨ましい」と言われますが、ハワイに旅行で来られる方が羨ましいです。
大金持ちだったら多くの方が描く「楽園」でしょうが、一般人にとっては苦痛でしかありません。
この記事では生後6ヶ月の子供を抱えてハワイに移住して3年現在で「あー…失敗した」と感じたことをセキララにお話ししています。
「こうしたらもっと移住が楽しくなるかも」、「こういう人は移住しない人がいいよ」、ということも紹介していますので、ぜひ参考にしてくださいね。
ハワイで賃貸を探すのは一苦労
ハワイで住むところを探すのは一苦労です。
日本だとSUUMOとかアットホームとかネットで賃貸とか不動産屋さんが間に入って簡単に賃貸住宅を探すことができますし、詐欺に遭うこともあまりないですよね。
ハワイでも賃貸住宅を探すサイトや新聞広告などがあります。
日本語で探すのであれば「ハワイに住む」とか「ビビナビ」などで探すといくつか物件が見つかります。
ウチコミのようにオーナーとの直接やり取りするタイプの賃貸情報はCreglist(クレッグリスト)がありますし、
ローカルの新聞HonoluluStar-Advertiser(ホノルル・スターアドバイザー)の日曜版のクラシファイドでも物件情報を収集することができます。
Creglist
https://honolulu.craigslist.org/d/apartments-housing-for-rent/search/apa
Creglistには掘り出し物の物件もありますが、詐欺物件も載っているので注意が必要です。
また、日本語で探せる「ハワイに住む」や「ビビナビ」でも詐欺被害が出ているようなので、どんな手口なのかを知って未然に防ぎましょう!
どんな詐欺の手口かはこちらの記事を参考にしてください。
悪い人たちがいることは事実ですが、Creglistに載っている全ての物件が詐欺物件な訳ではありません。
我が家はCreglistで物件を見つけて、相場より300ドル(3万円ほど)安いところに住んでいます。
ランドロード(大家さん)も何かあったらすぐ駆けつけてくれるので心強いです。
>>どうやって今のお部屋を見つけられたかの体験談もありますので、良かったら読んでくださいね。
安全はお金で買う
少しでも家賃を浮かせようと安い物件に飛びつく方もいますが、特に子供がいる場合はやめましょう。
理由は次のどれか(あるいは全て)だからです。
・治安に問題がある
・学区にある学校が良くない
治安に関しては、家に泥棒が入る、下の階で違法な草を吸っている、敷地内に精神を病んだホームレスがいる、夜中まで騒音でパーティしてる、などが挙げられます。
学校によって学力に雲泥の差が付いてしまうので、5歳以上の子供がいる方は学区も視野に入れて物件を探す方が良いですよ。
カハラなどお金持ちの多い地域は学校に寄付が募るので、施設も整っていますし、先生にも恵まれるみたいです。
学力については後述しますね。
さて、いい物件が見つかっても気を抜いてはいけません。
いい物件があったからと言って、必ずそこに住める保証がないからです。
経済力がモノをいう世界
どういうことかと言うと、同時期に何件もその物件に応募があると渡米直後の私たち日本人は相当不利になります。
物件を応募するときにクレジットスコアの提出を求められるからです。
クレジットスコアが高ければ高いほど「家賃の滞納や踏み倒しがない」とみなされるので、スコアが高い人が優先的に借りられる仕組みになっています。
クレジットスコアについてや、貯め方についてはこちらを参考にしてくださいね。
ただ、初めてアメリカ(ハワイ)に来た私たちはクレジットスコアがありませんでした。
しかも目をつけていた物件に他2人応募してきた人がいたんです!
何としてでも住む場所を確保したかった我が家は、会社からの給料明細やオファーレター、銀行の残高証明を用意してランドロードに全力でプレゼンしました。
プレゼンの甲斐があって、何とか今のお部屋を借りることができました。
相場よりは安いですが、やはり家賃は相当痛いです。
ハワイの物価は鬼畜レベルで高い
聞いた話だと、日本から出向で来ている役員さんたちは家賃手当として1500ドルほど出ているようです。
ちょうどワイキキのスタジオ(ワンルーム)の平均相場です。
でも夫や私のように現地採用だと家賃手当はおろか、通勤手当もありません。
勤務地がワイキキなのですが、駐車場の料金が涙が出るほど高いんです…。
我が家の1ヶ月の出費ですが、
・通信料(Wi-Fiとケータイ): 100ドル
・食費: 500ドル
もうこの時点で私のフルタイムの月収を越えます。
これ以外にもかかるのが
・保育料: 1000ドル
・車のローン: 300ドル
・駐車場: 200ドル
・プリスクール(保育園): 1,000ドル
既に月5000ドル(約50万円)もの出費です。
貯金が全くできていないのが現状です。
食費もっと下げられるでしょう?と思われるかもしれませんが、栄養面や健康面を考えるとこれがギリギリです。
後で医療費がどのくらいなのか紹介しますが、大きな病気になると破産するレベルでお金がかかります。
健康をお金で買うことがハワイを含め、アメリカでは重要なことです。
実際購入している食材の費用
良く買うものの値段はこんな感じです。
・牛乳½ガロン(約2リットル): 7ドル
・キャベツ1玉: 4ドル
・エノキ・しめじ: 3ドル
・ちくわ: 2.50ドル
・もやし: 2ドル
・納豆(3パック): 2.80ドル
・食パン(6枚切り): 4ドル
・お米(カリフォルニア産): 30ドル
・お米(日本米): 60ドル
・鶏肉(450g): 2.60ドル
・薄切り豚肉(450g): 8ドル
・水(1.5L): 1ドル
・醤油: 4ドル
・調理酒: 7ドル
・みりん:9ドル
たまに安くなるので、その日を狙ってストックできるものはまとめ買いしています。
また、コストコも上手く利用しています。
水や季節のフルーツ、豚肉、牛肉、レタスやブロッコリー、ナス、きゅうりなどの野菜、牛乳はコストコで買う方が安いので会員になっておいた方がいいですよ。
食材ではありますが、コストコのガソリンもワイキキ市内のガソリンスタンドと比べると1ガロン(約4リットル)50セント安いときがあるので、車を運転する場合はお得です。
ハワイ在住者の外食事情
外食も高いので、一般的な給料だと行けて月に一度程度です。
毎週ビーチ沿いのレストランでモーニングや、おしゃれなカフェでランチ、サンセットを見ながらディナー…など行ってみたいお店はたくさんあるのですが、現実を考えると不可能です。
行くレストランにもよりますが、大人2人、幼児1人で行って、チップを入れたら、ランチでも70ドル(約7000円)くらいはします。
特にワイキキは土地が高いので、その分料金に反映されてきます。
「今日疲れてるから、外食をしよう」や「お惣菜を買おう」と思ってもお財布のことを考えるとなかなか行動に移せず、納豆ごはんとみそ汁とサラダなんて夕飯になってしまうことも多くあります。
私は料理がそれほど好きではないので、気軽に外食したり、コンビニやスーパーでお惣菜を買えない状況にとてもストレスを感じます。
私のように料理をすることがおっくうな人や、コンビニや惣菜に頼っていた人はお金がないと厳しいと思います。
私の感覚ですが、月に手取りで10,000ドル(約100万円)くらいもらえれば生活に余裕が生まれるのではないでしょうか。
ハワイは日本語でも大丈夫という幻想
旅行だとハワイで英語を話さなくても何とかなることが多いのですが、住むとなると話は別です。
英語は分からないと辛いですよ。
中には日本語で通す強者もいますけどね。
どういう時に英語が必要かと言いますと、
・子供の保育園を探すとき
・学校などの連絡や手続き
・借りている部屋の家電やコンロなどが故障したとき
・借りている部屋のトイレや排水口が詰まったとき
・断水や停電などのアナウンス
・北朝鮮からミサイルが発射されたなど、国からの緊急連絡
・スーパーで表示料金の違いを指摘するときなど
まだまだありますが、ざっとこんな感じです。
スーパーや国からの連絡以外は自分で探せば日本人のサービスを使ったり、日本人の多いところに住んだり、日本人の多い学校に子供を通わせれば英語の心配はありません。
ただ、学校に関しては気を付けた方がいいですよ。
日本人が多い学校だと、学校でも日本語を話すので英語の習得ができません。
子供に英語も喋ってもらいたいのでしたら、日本人の少ない学校でないと意味がありません。
それと、英語ができると仕事の幅も広がりますし、採用率も、賃金も高くなります。
日本語しか話せないと、日本人しか来ないお土産屋さんとか、レストランとか、清掃業、日本人相手の旅行代理店くらいしかできません。
賃金も最低賃金からスタートというところが多いです。
英語が話せるようになると、採用されやすくなりますし、同じ仕事でも「2ヶ国語ボーナス」として時給に最低でも1ドルプラスされたり、子供が小さくても、条件も時給も良い仕事でオファーされたりします。
私なんか、日本にいたときは就職活動で100社落ちるポンコツでしたが、ハワイではオファーを10社から受けました。
英語ができると、子供のプリスクール(保育園)での関係づくりもスムーズになりますよ。
学校が休みの時に一緒に遊ばせたり、穴場のビーチやおいしいローカルレストランを教えてもらったり、学校が休みで仕事へ行かないといけないときに子供を預かってもらったりと助けてもらいやすくなります。
語学なので、すぐ分かるようにはなりませんがコツコツと続けることで興味と動機とやる気さえあれば必ず話せるようになります。
最近だとオンラインで英会話も手軽に安く習えるようになりましたので、気になるようでしたら挑戦してみてください。
この辺のオンライン英会話だと無料で体験することができますよ。
言い忘れていましたが、仕事をするにはビザや労働許可証がないと働くことができませんので自分のビザが労働可能なビザなのか確認を忘れないようにしてくださいね。
働くことのできないビザなのに収入を得てしまうと、日本へ強制送還の対象となります。
もちろん、ブログやYouTubeなどで収入を得ることも労働許可証やビザがないとできません。
特に留学など、学生ビザでハワイに来ようと考えいる方は働けないのでご注意くださいね。
ハワイタイムにイラッとする
今は慣れましたが、時間のルーズさには驚くとともに苛立ちを覚えました。
例えば日本だと約束をしたら10分前くらいに集合しますし、遅れるのであれば事前に連絡しますよね。
電車などでも遅延が出たら「申し訳ございません」と理由を説明して謝罪があります。
「これが当たり前」と思っていると、ものすごくイライラすることになりますよ。
入居して2ヶ月後に冷蔵庫が壊れたとき、業者が木曜日の午前10時に来ると言われたので待っていたのですが来ませんでした。
そうです、木曜日に来ませんでした。
再度アポイントを取って土曜日に来てもらったときは予定の1時間遅れでしたし…。
木曜日来なかったときの謝罪もなし!
「本当は木曜日だったのに連絡もなくて今日リスケしなくちゃいけなかったんだけど…」
とちょっと嫌味っぽく言ってみたら、
Too bad (残念だったね!)
と…。
その日の担当は別の人だから会社が同じでも自分は関係ない、と主張していたので文化の違いを感じました。
他にもシャワーのお湯が出てこなくなったときは約束していた時間より2時間早く来て、不在だったからまたアポイント取ってと言われました。
何のための予約なんだとその日は暴れてしまいましたね…笑
ローカルの友達に聞くと、ハワイではそれが普通だから、その日は一日中家にいると口をそろえて言われます。
今は家の何かが壊れたときは、一日中家にいるようにしています。
ハワイは時間にルーズな人が多いので、いちいち遅れてきても(早く来られても)怒らないことが重要です。
また、誕生日会などパーティーに呼ばれたときは時間前やピッタリではなく遅れていくことがマナーなので文化の違いにはご注意ください。
会う人にもよりますが、プライベートでハワイのローカルの人と会うときは、15分くらい遅らせます。
中には時間前に来る人も稀にいるので、始めて会うときは時間ピッタリに行くようにしています。
ハワイと言うかアメリカの医療費は目玉が飛び出るほど高い
ハワイはアメリカなので、医療制度も日本と違います。
会社で提供してくれる医療保険に入ったり、個人事業主だったら自分で加入するのですが、ランクが低いものだとあまりカバーされません。
個人事業主ではない場合、仕事を探すとき、給料以外にもどの保険会社を使っていて、カバーはどの程度されるものなのかをしっかりと確認する必要があります。
ハワイでは病気にかからないように、適度に運動をしたり、体を鍛えたり、栄養をバランス良く取ったり、健康的な生活を送っている人が多いですが、特に子供が学校に行っているとインフルエンザや手足口病など園内で感染してしまうことは十分あり得ます。
医療保険に入っていないと、「1回でこれだけの出費がありました」という実際のデータを公開させていただきます。
カバー前の金額を開示していますので参考にしてくださいね。
時間外診療
子供が私の手伝いをしようと卵を割って、頭から爪先まで生卵まみれになったときに、全身に蕁麻疹が出てしまいました。
目もブヨブヨになってきて「失明したらどうしよう!?」と時間外診療を利用したら請求された額が1338ドル(14万円ほど)でした。
その後別途1,020.51ドル(11万円ほど)支払うよう請求書が来ました。
治療は何も特別なことはしてないんですよね…。
こちらの記事に治療の様子など書いたので、気になる方は読んでみてくださいね。(写真はありません。)
普段の診療
子供が手足口病っぽい症状が出ていたので、病院へ連れて行きました。
診療時間内に行きましたが、診察で200ドル(2万円ほど)請求されました。
ちなみに日本に一時帰国したとき、子供が風邪をひいてしまい保険証なしで受診したのですが、お薬と合わせて6,000円くらいでした。
他にも子供の1歳検診などの検診もタダではありません。
1回で17ドルくらいはします。
それと子供が小さいと予防接種がありますよね。
請求書を見ると予防接種は1回でだいたい100ドルくらいかかっていました。
大がかりな診療
夫が謎の腹痛に襲われたときにCTスキャンや全身麻酔、胃カメラをしたのですが、そのときの請求書は7,606ドル(80万円ほど)でした。
全部同じ日に受けたのではなく、CTスキャンをとった日、腸内洗浄の薬を処方してもらった日、胃カメラをした日と3日間の合計金額です。
健康維持のために食事に気を付けなければいけない理由、少し分かってもらえたかと思います。
ハワイの教育は全米でも最低水準
ハワイ大学は難関大学ですが、公立や私立の小学校から高校までは全米の中で最低ランクです。
ここ2年くらいで最下位は脱していますが、ワースト10内には常にランクインしています。
学費が年間約250万円の名門私立に通わせてもカリフォルニア州の公立高校より学力が低いという話を友人から聞きました。
また、学力の低い学校へ行くと周りが勉強嫌い、親も教育に関心のない人たちが多いです。
騒いで授業にならなかったり、鉛筆や消しゴムなど盗られることも日常茶飯事のようです。
中高生あたりになると校内でタバコや薬を吸う人たちもいるそうですよ。
そんな環境で良い教育が受けられる訳がありませんよね。
カハラやパールリッジ周辺は日本人も多く、教育に熱心な家庭が多いので学力の高い公立学校が多いみたいです。
またお金持ちが多いエリアだと学校へ寄付が集まるので、学校の設備が整う傾向にあります。
基本的に、公立学校へ通わせる場合は住んでいる学区の学校に行きます。
なので、義務教育の始まる5歳以上の子供がいて、ハワイに移住するときは教育に熱心な学校へ行ける学区に住む必要があります。
他の学区にいても越境届を出して通わせることは可能ですが、人気の学校は受け付けていなかったり、抽選になってしまったりと必ず入れる保証がありません。
そのエリアに住んでさえいれば学校には通えますので、住むエリアもしっかりと考えるといいですよ。
ハワイ在住の日本人はクセが強い
ハワイ在住の多くの日本人はクセが強いです。
例えば「私、日本人キライなの」と豪語してひたすら無視してくる人、Fワードを連発してカッコいいと勘違いしている人、自己主張することが正しいと間違った方向でアメリカ人化している人など様々です。
特に面倒くさいなと思うのが、勝手にマウンティングしてくる人たち…。
最近受けたマウンティングは私の子供がハーフじゃないから挨拶しても無視されるというものでした。
詳しくはこちらの記事で語っていますので、ご興味があれば読んでみてください。
幸い、私の職場や子供のプリスクール(保育園)には面倒な日本人がいないのでトラブルに巻き込まれることなく生活を送ることができています。
マウンティングはされましたけどね笑
もし無視されたり、嫌味を言われたり、マウンティングをされても気にしてはいけません。
「せっかくハワイ在住の日本人に会えたのだから仲良くなって、情報交換したい!」
と思うかもしれませんが、たまたま会ったその人と気が合わなければ後々苦しくなるのはあなたです。
私もまだ話せない赤ちゃんと二人きりの時間が多くて、頼れる人も周りにはいなくて、毎日発狂しそうなくらいストレスがたまっていたので、誰でもいいから友達が欲しいと思っていた時期もあります。
でも日本人ママさんたちに話しかけて無視もされ、目が覚めました。
誰でもいい訳ないですよね。
気の合う人はハワイ内にも必ずいますので、諦めずに肩の力を抜いて探し続けてくださいね。
ハワイは低賃金なのに税金がエグい
ハワイの最低賃金は10.10ドルです。
一見高く見えますが、1日8時間、週5日、4週間働いて1,616ドルです。
ここから税金が引かれます。
Medicare 1.45%
Social Security Tax 6.2%
Hawaii Income Tax 1.4%
そうすると手取りでもらえるのは1,500ドル切りますよね。
もちろん所得が多くなるとこの税率以上になります。
月収2,000ドルくらいの人の税率なので、参考程度にしてくださいね。
(ちなみに日本だと同じくらいの月収だったら、所得税は10%でした。)
さて、最低賃金でフルタイムで働くと、ワイキキのワンルームが1,500ドルくらいなので足りません。
単身でしたら、ワイキキで住むには最低でも時給17ドルは欲しいところです。
ちなみにワイキキの2ベッドルームに住むのであれば時給50ドルはないと厳しいです。
そんな時給のいい求人は見たことないですけどね。
少しでも時給を高くするために、必要不可欠なのが英語です。
私の周りで、英語が話せなくてそこそこ良いお給料の仕事をしている人は自分でレストランを経営していたり、日本で優秀なシェフだったり、美容院の仕事をしている人が多いですね。
日本で経験があればその分評価してもらえますので、アピールするといいと思います。
美容師やエステティシャンなど施術を行う方だとチップももらえますのでその分収入は増えますよ。
ハワイの治安は日本と比べたら悪い
ハワイの治安は全米と比べたらいい方ですが、日本と比べたら悪いです。
銃社会ですし、勉強ができなくて犯罪に手を染めてしまう人も多いです。
リゾート地という場所柄、お金持ちが集まるので本土から訓練を受けたプロの窃盗集団が潜んでいたりもします。
またコロナの影響でホームレスが増えて、窃盗などの軽犯罪も多くなっている印象を受けます。
私自身、ショッピングセンターの駐車場で薬の取引をしていたところを見かけたことがありますし、家の近くで銃殺事件がここ2年で3件もありました。
執拗にホームレスに追いかけられたこともありますし、詐欺に遭いそうになったこともあります。
住んでいるところはワイキキなので比較的治安は良いんですけどね。。。
外出するときは警戒心を解かないで歩かないとヒヤッとすることが多いです。
また、日本からの観光客を減らさないために、日本人が被害にあった事件があっても日本のニュースにならないこともあります。
例えばこのカカアコで起きた事件です。
インターネットで話題になったので日本のテレビ番組で取り扱われていましたが、リアルタイムでニュースにはなりませんでした。
ハワイに住むのであれば、ローカルのニュースを毎日欠かさず見ておいた方がいいですよ。
ハワイでできることは少ない(意外と飽きる)
レジャーにかけられるお金がないので、長いことハワイに住んでいると休日が苦痛になってきます。
自然はたくさんあるけど、することが尽きてくるんです。
お金をかけずにできることと言ったらビーチや公園に遊びに行ったり、プールで泳いだり、山に登ったり、ドライブしたりするくらいですので。
子供も行けるところが同じなので3年もいると飽きてしまいます。
しかも家から近くにある公園には遊具がないので、追いかけっこくらいしかできません。
たまに志向を変えて水鉄砲をしたり、自転車の練習をしたり、友達と予定を合わせて遊んだりはするのですが、子供の顔がワクワクしていないんですよね。
もちろんハワイにも遊具のある公園は何か所かあるのですが、ちょっと問題もあったりします。
例えばワイキキ市内だとカピオラニ公園に遊具がありますが、そこで遊んでいる子供たちを見かけたことがありません。
昼の明るい時間帯でも人通りが少ないです。
このように人があまり集まらないところには治安など、何かしらに問題があるので行かない方がいいです。
他にも、アラモアナのターゲット(3階)の出口付近にあるジャングルジムのような遊具もあるのですが、3歳から6歳と年齢制限があります。
ただ、年齢制限を無視してるのか、大柄な小学生なのか分かりませんが、小さい子供がいるのにジャングルジム内で追いかけっこをする子たちもいるので危ないです。
うちの子供も手を踏まれたり、押されそうになったりしたことがあります。(押される前にその少年に「押したらただじゃおかないぞ」と声をかけました。)
あと、ママ友から聞いたのですが、そこの遊具でおしっこを漏らしてしまった子供がいるらしく、親も知らん顔で帰ってしまったそうです。
掃除もされなかったので、そのまま乾いてしまったと言っていました。
他にもホールフーズの近くにある日本人ママが大量発生する公園でも女の子がトイレに間に合わず遊具の上でお漏らししてしまいましたが、親は拭くことも流すこともなく帰ってしまいました。
衛生的に遊ばせたくないですよね。
ハワイに来て暮してみるまで、安全に、安心して遊ばせられる公園が少ないのは知りませんでした。
ただ、たまにシーライフ・パークやウェットアンドワイルドが年間パスポートの大幅割引をしているので、その時に年間パスポートが手に入れることが出来れば遊びに行ける場所を増やしていました。
他にも、免許証などのステートIDがあれば年間パスポートを購入できるのでお得に楽しめるのが動物園と水族館です。
私が仕事を始める前に良く行っていました。
特にホノルル動物園は園内にすべり台などの遊具があるのでしょっちゅう行っていましたよ。
小さい子供がいて、ワイキキ市内に住むのであればホノルル動物園の年間パスポートは持っていて損はありません。
まとめ
ハワイに移住して失敗したなぁと思ったこと10個紹介させていただきました。
過去にアメリカとオーストラリアに住んだことがあるので、日本より住みにくいことは予想していましたがそれ以上でした。
特に物価の高さと、それに見合わない賃金、そして気軽に子供と遊びに行ける場所の少なさ…。
お惣菜や外食も恐ろしいほど高いので、料理をサボれないのも辛いなぁと思うことの一つです。
ハワイに住むことを検討しているのであれば、まずは英語を話せるようになって給料の高い仕事をゲットしましょう!
お金がないと本当に精神的に厳しいです。
ただただ減っていく通帳を見ていくだけで病んでしまいます。
他にも医療費が高いので、適度な運動と栄養たっぷりのバランスのとれた食事で病気にならないように気を付けることが大切です。
また、無視されたり、嫌味なことを言われたり、差別的なことを言われてもクヨクヨしてはいけません。
ハワイで自分のことを守れるのは自分だけです。
折れない心をぜひ持ってください。
ハワイ移住、失敗したなぁと思うことの方が多いですが、移住して良かったと思うことももちろんあります!
もし、英語の勉強もイヤ、収入もあまりない、ガラスのハートの持ち主だったらハワイで暮していくのは難しいかもしれません。
移住は諦めて、ハワイ旅行を楽しんだ方が何倍もいいですよ。
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