せっかくハワイに来たから、ダイヤモンドヘッドで登山がしたいんだけど、予約が必要って本当?
そうなの!しかも当日券の販売を現地でしてないから、チケットがないとダイヤモンドヘッドのある公園にすら行けないんだよ。
英語が出来ないんだけど、自分で予約できるかな?
心配しないで!画像を使って分かりやすく説明するから、英語が分からなくても予約できるよ。
この記事では、ダイヤモンドヘッド登山に必要な予約方法の他にも、次の情報をお伝えしています。
- オススメの予約時間
- ダイヤモンドヘッドの入場料
- 山頂までの所要時間
- 必要な持ち物
- 適した服装
- オススメの交通手段
- 5歳のこどもでもスイスイ登れたルート
- 公園内にある施設紹介
- 誰かに話したくなる豆知識
- 周辺グルメ情報
この記事を読めば、ダイヤモンドヘッドに登る上で必要な情報が全て手に入ります。
また、「ダイヤモンドヘッドの山頂で日の出が見たい!」というあなたには、こちらの記事が参考になりますよ。
ダイヤモンドヘッドで登山をするなら予約を!
2022年5月から、一部の人を除き、ダイヤモンドヘッドで登山をする際に、予約が必須となりました。
予約はこちらの公式サイトで行うことができるのですが、日本語に対応していないんですよね。
「英語が苦手で予約ができなかったから、ツアーに参加した」という声をチラッと聞いたので、この章を見れば自分で予約ができるようにしました。
画像をたっぷり使っているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
ちなみに次の条件に当てはまる人は、予約が必要ありません。
- ハワイに住んでいて、運転免許証など政府が発行した証明書がある人
- 3歳以下の子供
ダイヤモンドヘッドの予約に必要不可欠なもの
ダイヤモンドヘッドの予約で絶対に必要なものが、クレジットカードです。
予約制になる前までは、現地で現金を支払って入園できたのですが、現在は現金払いに対応していません。
もしクレジットカードをお持ちでなければ、早めに作られることをオススメします。
とりあえず1枚だけ作るとしたら、Visaカードがいいですよ。
ほとんどのお店がVisaカードと提携しているので、安心して使えます。
ただ、JCBカードは無料でトローリーに乗れる特典や、限定のクーポンが貰える特典なんかもあるので、2~3枚持って、用途に応じて使い分ける方法もあります。
ハワイ旅行でお得に使えるクレジットカードは、こちらの記事で詳しく紹介していますので、必要であれば参考にしてくださいね。
オススメの予約時間
ダイヤモンドヘッド登山をする際に、オススメの予約時間は午前中です。
太陽が完全に登ってしまうと、肌が痛いくらい日光が当たります。
木陰も多くないので、日差しが比較的まだ柔らかい時間帯がオススメです。
目安としては、8時ごろまでに入園したいところ。
特に土曜日は、目と鼻の先でファーマーズマーケットが開催されているので、10:30までに登山口へ戻って来られると、効率よく観光ができますよ。
ちなみに、ダイアモンドヘッドの最終入園時間は16:00で、18:00までには完全に退園していなければいけません。
特に夏場は17時になっても、まだ日差しが強いので、この時間帯よりは朝の方が登りやすいと思います。
「夕方に登れば、ダイアモンドヘッド山頂から夕陽を見られる?」と聞かれることもあるのですが、残念ながら、ダイヤモンドヘッドの頂上から夕陽は見られません。
ハワイの日の入り時刻は、日の短い1月でも17:50頃なんです。
オススメの予約時間をお伝えできましたので、次は実際の予約画面を使って解説しますね。
ダイヤモンドヘッドの予約方法を画像で解説
公式サイトに行くと、次の画面が現れます。(日本語は私が追記しました。)
予約は30日前からすることができます。
予約後にキャンセルや日程の変更もできるのですが、返金が全額でされない旨や、追加で料金がかかる場合もあると記載されているので、予定が決まってから予約しましょう。
では、ここから一緒に予約画面を確認していきましょう。
一番左の欄では、チケットの種類を選択します。
チケットの種類を選択する
チケットの種類は次の2種類です。
- パーキングと入園料(10ドル)
- 入園料のみ(5ドル)
車で行く場合は、Parking and entry(パーキングと入園料)を選択してください。
さて次は、日付と人数を選びましょう。
日付を選択すると、次のような画面になります。
予約は当日の30日前から可能です。
日付と人数の選択
1つのグループで予約できる最大人数は、15名までです。
予約する過程の中で、年齢を入力するところがないので、3歳以下の子供は人数に含めないでくださいね。
5ドル払わなくていいのに、払うことになっちゃいます。
時間は、ダイヤモンドヘッドの入口に到着したい時間を選んでください。
車で行く場合は、予約時間を30分過ぎるとパーキングの予約が無効になる可能性があるので、確実に行ける時間帯に予約を入れましょう。
・車で行かない >> 朝6時から7時までにチェックイン
・車で行く >> 朝6時から6時30分までにチェックイン
予約がいっぱいになると、時間のボタンがグレーがかった緑色になります。
チケットの種類、ダイアモンドヘッドに行く日付と時間、人数を選んだら『Let’s Go』をクリック(タップ)しましょう。すると、次の確認画面に移動します。
入力事項の確認(チケットの種類・人数・入園日時)
入力した情報(チケットの種類、人数、日付と時間)が正しいかを確認して、正しければ『Entry customer details』を選択します。
わわッ!カウントダウンが始まったよ。
大丈夫!15分もあれば、次の個人情報と、クレジットカード情報の入力ができるので、画像を参考に、落ち着いて入力していきましょうね。
個人情報の入力と確認
個人情報に必要な情報は次の4つです。
- 氏名
- eメールアドレス
- 住所
- 電話番号(携帯の番号)
『Country(国)』を『JAPAN(日本)』と選択すると、『State/Province』で都道府県を選べるようになります。
ですので、上から順番に入力して行きましょう。
入力を終えて、『Continue』を選択すると、個人情報の確認画面に移り変わります。
上の画面になったら、まず個人情報に間違いがないか確認をしましょう。
そして、予約のキャンセルや変更に関しての注意事項を確認して、ボックスにチェックを入れてから『Pay』をタップします。
予約のキャンセルや変更に関しての注意事項:
- 予約のキャンセルや変更は、予約日当日の3日以上前に行ってください。変更希望日や時間に空きがない場合は、変更できません。3日以上前に予約のキャンセルをされた場合のみ一部返金に応じます。場合によっては手数料として追加料金が発生する場合もありますのでご了承ください。
- 当パークは、天候や安全性に問題があった場合や、道路やトレッキングコースを急遽閉鎖しなければならない場合など、責任を一切負いません。入園料などの全額返金や一部返金の判断は、ハワイ州政府が決めます。
要するに、
・期限内にキャンセルしても、全額返金返金されない
・変更時に追加で料金が発生する場合もある
・予約当日に自然災害やテロなど、予約者に非がないのにダイヤモンドヘッドに行けない場合でも、返金されない場合がある、ということか…。
『Pay』をタップすると、クレジットカード情報の入力画面に移ります。
クレジットカード情報の入力と確認
クレジットカード情報で必要な情報は次の通りです。
- クレジットカード番号
- クレジットカードの有効期限
- クレジットカード裏(署名欄横)に記載されているCVV番号
- クレジットカードを持っている人の氏名
- メールアドレス
- 請求先の住所
- 電話番号
情報を入力したら『Pay』をタップします。
タップすると、支払いが完了して、予約画面が表示されます。
『Billing Address』は請求先住所ですが、クレジットカード会社に登録している住所を記入してくださいね。多くの方は、自宅の住所だと思います。
保存必須の予約画面と注意事項
この画面は、念のためスクリーンショットや画像保存、印刷されることをオススメします。ちなみに、これがあなたの入園チケットになります。
登録したメールアドレスに、予約完了メールも送信されているはずなので、併せて確認してくださいね。
『Before you go』には以下のことが書かれていますので、事前に目を通してくださいね。
- この予約完了画面やメール(チケット)、QRコードは大切に保管してください
- 当日、印刷したチケット、またはスマートフォンなどに保存したチケットの画像を必ず持参し、係員に見せてください
- チケット1枚につき、1度の入園しかできません
- 1度スキャンされたチケットは、本人が使用していなくても利用できません
- 間違って印刷されたものや、エラーが出てしまっても当局は一切の責任を負いません
- もしQRコードが正常に働かなかった場合は、入園ができません
- エラーの原因がウェブサイトやサーバーにあった場合、全額または一部返金にて対応いたします
色々書いてありますが、「当日にチケットのQRコードを読み取れる状態にしておいてください。1度スキャンされた(利用した)QRコードは二度と利用できません」ということが書いてあります。
必ず人数が揃っていることを確認してから、係の人にチケットを見せて、ダイヤモンドヘッドに入園しましょうね。
ダイヤモンドヘッドで登山をするために知っておきたい6つのこと
続いて、ダイヤモンドヘッドで登山するときに、知っておくと便利な情報をお届けします。
山頂までの所要時間は1時間未満
人にもよりますが、一般的にダイアモンドヘッド登山口から山頂までの所要時間は、30~45分です。
往復で1時間~1時間30分かかると思っておけば大丈夫だね。
私が5歳の子供と登ったときは、約35分かかりました。
その日は登山をしている人が多くなかったのと、周りの景色をあまり見ずに、一心不乱に登っていたので、思ったよりも速く頂上へ行くことができました。
その時の様子や詳細は、こちらの記事で確認することができます。
山頂まで行くのに適した服装
ダイヤモンドは歩道が舗装されていたり、少しキツめの坂道や階段には、手すりがあります。
なので、本格的な登山の格好をする必要はありません。
『近所で軽くジョギングする』くらいの軽装で大丈夫です。
- トップス: Tシャツ、タンクトップ、羽織もの
- ボトムス: ヨガパンツ、ジョギング用レギンス/パンツ、ハーフパンツ
- 靴: スニーカー、踵が固定される靴、つま先がカバーされる靴で、履き慣れているもの
私が登った時の服装は、Tシャツ、ヨガパンツ、ジョギング用のスニーカー、エアリズムパーカーでした。
普段あまり汗をかかない私ですが、冬場でも山頂に着くころには、うっすら汗をかいていましたよ。
そうそう。登山口に戻る途中、ビーチサンダルで来ている猛者がいたんです!
いや、さすがに危ないでしょ…と子供と話しながら見守っていたら、足元を滑らせ、パートナーの足を踏んでしまいました。
踏まれた方はうずくまってたよね。
舗装されているとは言え、岩肌はゴツゴツしていますし、滑りやすい箇所もあるので、足の指が隠れる靴を履いてくださいね。
あと、底の厚い靴も足を挫くと大変なので、オススメしません!
どうしてもサンダルがいい場合は、せめてストラップで足を固定できるものにしましょう。
ダイヤモンドヘッドには適していませんが、ハワイでたくさん歩く予定があるのなら、疲れにくいサンダルを1足持っていると便利ですよ。
ダイヤモンドヘッド登山に必要な持ち物
絶対に忘れたくない持ち物は、予約チケットです。
忘れてしまうと、たとえ予約をしていても入れないので、必ず持参しましょう。
私は心配性なのでこのような場合、印刷したものと、スマホでスクショ保存したもの、2種類用意します。
その他、ダイヤモンドヘッドに持って行った方が良いものを紹介します。
- 水: 現地に自動販売機があるけれど、売り切れている場合がある。あと高い。
- 日焼け止め: 日差しが強いので、必須。忘れても売店で買うことは可能。日傘は周りの迷惑になるのでNG。
- 帽子: 日陰が少ないため、太陽が出ていると、直射日光がスゴイ。風が強い時があるので、飛ばない工夫も大切。
- バッグ:ボディバッグやリュックなど、 両手が空くバッグが好ましい。
- フェイスタオル: 汗をたくさんかく方は必須。あまり汗をかかない方(手で拭えば問題ない方)はなくても平気。
- レインコート: 雨の予報が出ていたら持って行く方が無難。雨宿りのスペースはトンネルと、要塞の中だけ。傘は他の登山客の迷惑になるためNG。
ダイヤモンドヘッドパーク内にある施設
続いて、ダイヤモンドヘッド州立自然公園にある施設を紹介します。
ダイヤモンドヘッド・ビジターセンター
日焼け止めを忘れたら、ここで購入可能。ダイヤモンドヘッドのステッカーやTシャツ、水筒などのお土産もあります。
トイレ
ダイヤモンドヘッドにある唯一のトイレ。登山途中や山頂にはないため、登山前には必ず寄りたい場所。子供に「出ない」と言われても問答無用で連れて行く。
フードトラック
ドールのパイナップルソフトクリーム(通称ドールウィップ)や、ジュース、スムージー、アサイーボウルなどが売られている場所。登山後のクールダウンにちょうど良い。
ピクニックスペース
フードトラックで買ったものをここで食べたり、持って来たおにぎりやお弁当を食べたりできる休憩スペース。木陰なのも嬉しい。
フォトスポットのベンチ
ベンチに座っている後ろ姿を撮ってもらうと、素人でも良い感じになるフォトスポット。少し神々しくなれる。
体力に自信がなければ迷わず迂回ルートへ
ダイヤモンドヘッド中腹にあるトンネルを抜けると、左右に行ける分かれ道になります。
小さい子供と一緒だったり、体力に自信がない場合は左に行ってください。
右は99段の急な階段を登った後に、螺旋階段があり、なかなかハードです。
普段運動をしている母が、50歳の頃に登ったのですが「もう登りたくない…」と言っていました。
私は高いところがあまり得意ではないので、左に行く迂回ルートの方が好きです。
ダイヤモンドヘッド登山の注意点
ダイヤモンドヘッドで登山をするとき、注意しておきたいことは次の5項目です。
登る前に必ず目を通してくださいね。
- 水やスポーツ飲料水を必ず持って行く:水分補給は本当に大切です!ダイヤモンドヘッドは木陰が少なく、直射日光が絶え間なく降り注ぎます。普段よりも水を飲む回数を増やして、脱水症状にならないように気を付けて登山しましょう。最低でも1人500mlは必要。
- 登山前に用を足す:登山口のトイレを逃したら、もうトイレはありません。特に小さな子供と登る場合は、必ず事前に行かせましょう。
- ゴミが出たら持ち帰るか、ゴミ箱に捨てる:登山中にゴミが出ることはあまりありませんが、万が一出た場合、持ち帰るか、登山口付近にあるゴミ箱に捨てましょう。
- トレーニングしてる人に注意:なぜかダイヤモンドヘッドでトレーニングをしている人が時々います。軽いジョギングくらいのスピードで移動しているので、ぶつからないように道を開けてあげましょう。
- 無理をしない:少しでも「体調が変だな」と思ったら、休んでください!道の途中で休む場合は、端っこに寄って、他の登山客に道を譲りましょう。また、トンネルを抜けた後にベンチがありますので、そこで休んでもいいでしょう。
ダイヤモンドヘッドへの行き方をシーン別に紹介
ダイヤモンドヘッドまでの、行き方を5つのシーンに分けて、紹介します。
自分の旅程と当てはまる交通手段を選んでみてくださいね。
- 登山後は、ダイヤモンドヘッド周辺を散策したい場合
- 移動も、登山後の観光も、経済的に行いたい場合
- 登山後に、別のエリアで観光を楽しみたい場合
- 登山後は、自分の気になるエリアを冒険したい場合
- 体力に自信があって、お金をかけたくない場合
登山後はダイヤモンドヘッド周辺を散策
周辺を散策するのなら、帰りの時間を気にする必要のないタクシーか、ウーバーやリフトなどのライドシェア・サービスがオススメです。
時間によっては、パーキング待ちの渋滞になっているので、トンネル手前にあるカハラ・ルックアウトで降ろしてもらったほうが良いです。
そこから歩いて5分くらいで、チェックインの窓口に行けます。
ライドシェア・サービス
所要時間: 15分前後
料金:12〜22ドル + チップ
GPS機能で現在地付近で拾ってもらえる。ワイキキ中心部からだと12〜15ドルくらい。タクシーより安く利用できることが多いです。子供が小さいとチャイルドシートがないことを理由に、乗車拒否される場合もあるので注意。
タクシー
所要時間: 15分前後
料金: 22ドル前後 + チップ
日本と違って、7人乗りの大きい車がメジャー。大人数で乗る場合、ライドシェアサービスとあまり変わらないこともある。
歩いて回れるオススメのスポット
- KCCファーマーズマーケット:土曜日限定で開催される朝市。ここでしか食べられないものや、手に入らないものがたくさんある。野菜やフルーツもスーパーより新鮮で安いものが手に入る。
- モンサラット・アベニュー:オシャレで美味しいカフェが並んだ通り。写真映えする外観のお店もあるので、歩くだけでもワクワクする。
- カピオラニ公園:ダイヤモンドヘッドがキレイに見られる公園。土日はイベントで盛り上がったりもする。
もっとKCCやモンサラット・アベニューのことを詳しく知りたい方は、次の記事を参考にしてくださいね。
移動も、登山後の観光も、経済的にしたい
待ち時間が発生してしまうのがデメリットですが、経済的に観光するならトロリーかザ・バスがオススメです。
特にトロリーは、ツアーの特典で、乗車券が付いてくる場合があるので、予約の時は特典付きかよくみて下さいね。
ワイキキトロリー(グリーンライン)
所要時間: 30分前後
本数: 1時間に1本
料金: 大人18ドル・子供(3-11歳)11ドル
※全線1日乗り放題の料金は、大人55ドル、子供30ドル
HISで対象のハワイ旅行を予約をすると、レアレアトロリーとワイキキトロリーの乗り放題が特典で付いてきます。
HiBus(ダイヤモンドヘッドルート)
所要時間: 25分前後
本数: 30分に1本 (最終便のみ1時間間隔)
料金: 大人30ドル・子供(2-11歳) 20ドル
※上記料金は、ダイヤモンドヘッド、アラモアナ、ダウンタウン、カハラ、ショッピングルートの全てのラインが1日乗り放題。
JTBかJALの対象パッケージツアーを申し込んだ場合、トロリーの乗車券が無料付いてきます。
バス
所要時間: 15分 + 徒歩15〜20分
料金: 3ドル(片道)、7.50ドル(1日)
※Holoカードがある場合
ワイキキから行く場合、2(2L)番バスか23番バスに乗ると良いです。
23番バスの方が、ダイヤモンドヘッドの入口に近い所まで行けます。
2番 (2L)の降車場所 :
Diamond Head Rd + Opp Kapiolani Community College
23番の降車場所:
Diamond Head Rd + Opp 18th Ave
Holoカードがないと、バス乗車ごとに現金で3ドル支払わないといけないから、注意してね!
登山後は観光名所を効率よく観光したい
効率よく名所を観光したい場合、オプショナルツアーを利用しましょう。
カイルア、ハレイワとノースショアなど車がないと難しい距離の観光名所に行くことができる。
最近、予約開始1秒で、予約が埋まってしまうハナウマベイとセットになっているものもあるので要チェック!
JTBやHIS、JALパックなどでもオプショナルツアーを販売しています。
各社ラウンジのツアーデスクに行って、対応してもらうことも可能です。
ワイキキの楽天ラウンジにも、オプショナルツアーを予約できるサービスがあるので、楽天カードをお持ちの方は足を運んでみてください。
ちょっとグイグイ来られたり、人と話すのが苦手だなぁ…
そんなときはVELTRA(ベルトラ)が良いかも!
ハワイにもオフィスがあって、何かあったら対応してもらえるのもポイントが高いです。
ダイヤモンドヘッドに関連しているツアーだけでも14種類もあるんですよ。
\ベルトラでダイヤモンドヘッドのツアーを見てみる/
VELTRA(ベルトラ)
登山後は自分の気になるエリアを冒険したい
オプショナルツアーに自分の行きたい場所がない、という方もいるでしょう。
特に、行きたい場所が郊外の場合、ライドシェアやタクシーが全く走っていなかったり、バスが1日5本しか来なかったりします。
なので、レンタカーや、カーシェア・サービスを使って、自分で運転してみましょう。
運転が難しい場合は、タクシーを1日チャーターするサービスもあるので、検討してみるのも良いかもしれませんね。
レンタカー
所要時間:15分前後
料金:1日100ドル~ +税
※ハワイのレンタカー料金の比較はこちらの記事で紹介しています。
https://www.off-to-hawaii.com/car-rental-comparison(準備中)
カーシェア
所要時間:15分前後
料金:1時間 12ドル~、1日125.50ドル~
※カーシェアの使い方はこちらの記事で紹介しています。
https://www.off-to-hawaii.com/car-sharing(準備中)
タクシーをチャーター
所要時間:15分前後
料金:1時間 94.25ドル~ +税+チップ
※チャーターツアーをしている会社まとめはこちらの記事をご参照ください。
https://www.off-to-hawaii.com/charter-tours(準備中)
体力に自信があってお金をかけたくない
あまり推奨はしていませんが、一番お金がかからない行き方は徒歩です。
ダイヤモンドヘッドのビジターセンターを指定できないので、ダイヤモンドヘッドのバス停までの道のりです。
バス停から、ダイヤモンドヘッドの登山口まで15分はかかるので、片道で1時間5分はかかると思っていてください。
ホノルル動物園を過ぎると、道がカラカウア・アベニューとモンサラット・アベニューの二手に分かれる。
ビーチ沿いではなく、動物園沿いのモンサラット・アベニューを進みましょう。
ダイヤモンドヘッドとは?ダイヤモンドヘッドの豆知識5連発
ハワイ(オアフ島)と言えばダイヤモンドヘッドですが、意外と、なぜそう呼ばれるようになったのかや、どうやってできたのかなど、『ダイヤモンドヘッドとは?』を知らない方が多いのではないでしょうか。
この章では、知っていると周りと差がつく、ダイヤモンドヘッドにまつわる小話を5つ紹介します。
何でダイヤモンドヘッドなの?
元々レアヒ(Lēʻahi)という名前でしたが、海外から来た冒険家の勘違いでダイヤモンドヘッドになりました。
1700年代後半に、西欧から来た探検家が、ダイヤモンドのクレーターから出た方解石(マグマが固まってできた結晶)をダイヤモンドと思ってしまったんです。
何という早とちり…。
他にも、19世紀に英国の船乗りたちが、方解石をダイヤモンドと勘違いし、『ダイヤモンドの丘(Diamond Hill)』と名付けた説もあります。
ダイヤモンドの丘をハワイ語に訳したものが『カイマナヒラ(Kaimana Hila)』です。
フラの曲にもなっていて、耳にしたことがあるかもしれませんね。
ちなみに、一番初めに出てきたレアヒ(Lēʻahi)ですが、マグロ(Ahi)の額(Lae)という意味で、ハワイの原住民族たちが昔から使っていた言葉です。
なぜ『マグロの額』なのかというと、ワイキキから見た姿がマグロに見えたから、なのだそう。
うーん…。昔はもう少しマグロっぽかったのかな?
ハワイの火山の女神が住んでいた
ハワイの神話に、ペレという火の神が出てきます。
ペレはとても怒りっぽくて、彼女が怒ると火山が噴火するという言い伝えがあるんです。
今はハワイ島のキラウエア火山に住んでいるのですが、ダイヤモンドヘッドが活火山だった時代に、オアフ島に新居を構えようとしました。
そこでターゲットになったのが、ダイヤモンドヘッドです。
ペレは住み着くために、ダイヤモンドヘッドの火口を掘り始めました。
しかし、掘っても掘ってもお姉さんのナマカオカハイ(海水の女神)に邪魔をされて、掘った穴が水浸しに。
ペレは泣く泣くダイヤモンドヘッドを諦めて、ハワイ島のキラウエア火山に移動したそうです。
ちなみに、オアフ島の東にあるマカプウ岬に『ペレの椅子』と呼ばれる、溶岩でできた岩があります。
そこに腰掛けて、どこに新居を構えようか、オアフ島を見まわしていたみたいです。
ダイヤモンドヘッドの誕生
ダイヤモンドヘッドができたのは、およそ30万年前と言われています。
今もあるコオラウ山脈の最南東で海底噴火が起こり、マグマが海水や蒸気で冷やされてできた細かい灰が、噴火口の周りに固まっていきました。
遠くからダイヤモンドヘッドを見ると、一部だけ異様に高くなっていると思いませんか。
これは、噴火したときに、強い風が南西方向に吹いていたから、その部分が1番高くなったんですって!自然の力ってすごいですよね。
その後も、雨や風、波など自然の力で、火口の斜面が削られて、今の姿になったようです。
現在のダイヤモンドヘッドの高さは、クレーター部分だけで171メートル、海面から計っても232メートルしかありません。
八王子市にある高尾山の半分にも満たないね。
でもクレーターの広さは350エーカーあって、東京ディズニーランドが3つくらい入っちゃう広さなんだよ!
軍事施設として使われたダイアモンドヘッド
ダイヤモンドヘッドに登るときに通る階段や道、トンネル、螺旋階段を上った後に現れる小部屋など、全て軍事目的で作られました。
東部にあるココヘッドから西部にあるワイアナエを一望できるダイヤモンドヘッドは、オアフ島の沿岸を守るための要塞にピッタリだ、という理由で1904年にアメリカの連邦政府に買われてしまいます。
その4年後に、砲台の設置や、要塞、管理室、管理室までの歩道や階段、トンネルなどの建設が1994年ごろまで続きました。
1番初めに設置された大砲は、どの方角からでも打つことができて、北側のコオラウ山脈を超えて、サンドバーのあるカネオヘ湾まで届く勢いだったそうです。
世界大戦後も、しばらくアメリカ軍がダイヤモンドヘッドを管理していましたが、1955年にハワイ準州へ返還されました。
幸いなことに、ここの軍事施設から敵を攻撃することはなかったそうです。
景色ばかりに気を取られてしまいがちですが、一部に砲台が残っていたり、人が通るには狭いトンネルだったり、段差にバラツキのある階段があったりと、当時の面影を感じることができます。
余談ですが、ダイヤモンドヘッドに入る前に必ず通るカハラ・トンネル。あれは1940年代に作られたものです。 あそことは別に、北側に要塞とカパフル・トンネルがあり当時はそこから出入りしていたそうです。
ホノルルでは東西南北を使わない!?
ホノルルでハワイアンに道を聞くと、高い確率で「カラカウア・アベニューをダイヤモンドヘッドに向かって、カパフル・アベニューをマウカ側に行くと良いよ」のように返ってきます。
この時、ダイヤモンドヘッドとマウカは、方角の東と北を指しています。
- 東: ダイヤモンドヘッド
- 西: エヴァ
- 南: マカイ
- 北: マウカ
ホノルルの中心に立つと、東側にダイヤモンドヘッドが来て、西側にエヴァという町があります。
南側には海が広がっていて、北側には広大なコオラウ山脈があるので、このように方角として使われているんです。
ちなみに、アラモアナセンターにあるマカイ・フードコートの『マカイ』は海側という意味です。
まとめ
ダイヤモンドヘッド登山の予約の他にも、ダイヤモンドヘッドにいく上で必要な知識や、知っているとちょっと自慢できる雑学まで、お伝えさせていただきました。
文字が青くなっているところをクリックまたはタップすると、それが書いてある章に飛ぶように設定してありますので、ご活用くださいね。
ダイヤモンドヘッドの予約の章では、予約方法だけでなく、クレジットカードが必要なことや、午前中(できれば8時までに)入園するのがオススメということが分かりました。
予約チケットに関しての注意点についてもお話しています。
次の章では、ダイヤモンドヘッド登山をする前に知っておきたいことが分かりました。
- 登山の所要時間:往復1時間~1時間30分ほど
- 山頂まで行く服装:軽いジョギングをする時の格好でOK
- 必要な持ち物:予約チケット、水、日焼け止め、帽子、バッグ(場合によってはフェイスタオル、レインコート)
- ダイヤモンドヘッド州立自然公園内にある施設:ビジターセンター、トイレ、フードトラック、ピクニックエリア、ベンチ
- 体力に自信がない場合、迷わず迂回ルートを使う
- 水やスポーツ飲料水を持って行くこと
- 登山前にトイレに行くこと
- ゴミは持ち帰るか、設置されたごみ箱に捨てること
- トレーニングしている人に注意すること
- ムリは絶対にしないこと
次の章では、ダイヤモンドヘッドまでの行き方をシーン別に紹介しました。
最後の章では、ダイヤモンドヘッドにまつわる雑学を5つ紹介しました。
えまは歴史とか神話好きだから、調べてたとき目が輝いてたね。
ここに入りきらなかった『応用編』の記事も用意してありますので、お時間があるときに読んでみて下さいね。
(準備中)
A Hui Hou(それでは、また)!
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