ハワイのカタツムリには寄生虫が!?命を落とす可能性も!

ハワイのカタツムリには注意
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子供のころ、良く弟と一緒にカタツムリを探してツンツン突っついていましたがハワイのカタツムリにはそんなことできません。

ハワイのカタツムリには多くの寄生虫が住んでいて、それが人の体内に入ると脳や脊髄に寄生すると言われているからです。

そんな怖いものに触れませんよね。

過去にもハワイ州に来た観光客がカタツムリの被害にあっています。

しかもその9割は知らず知らずのうちに感染症を引き起こしてしまったのです。

この記事ではハワイのカタツムリはなぜ危険なのか、どこに潜んでいるのか、どうすれば予防ができるのかを紹介しています。

特に小さい子供と一緒にハワイに訪れるときは注意していただきたいので、しっかり読んでくださいね。

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ハワイのカタツムリには寄生虫が住んでいる

ハワイ州にいる80%のカタツムリには寄生虫が住んでいると言われています。

この寄生虫が人間の体内に入ると、広東住血線虫症(Rat lungworm/ラット・ラングワーム)に感染します。

この広東住血線虫症がどういうものかというと、寄生虫が脳や脊髄に住み着いてしまい、気分が悪くなったり、長いあいだ頭痛や首に痛みに悩まさせられたりすると報告されています。

広東住血線虫症は寄生虫を原因とする疾患で、CDCによれば、脳や脊髄(せきずい)の重大な症状を引き起こすこともある。一般的には重い頭痛や頸部(けいぶ)硬直などの症状が表れ、重症化すると神経症状や重度の苦痛、長期的な障害に見舞われる。

参照元:【CNN】観光客など3人が寄生虫に感染、ハワイ島で今年5人目

※文字が青くなっているところをタップすると参照元の記事に飛びますが、寄生虫の写真が気持ち悪いのでご注意ください。

ケースは多くないですが、最悪の場合、命を落とすこともあります。

本来、広東住血線虫症はネズミの体内にいる寄生虫から発症すると言われています。

では、なぜハワイのカタツムリに寄生虫がいるのかというと、カタツムリがネズミの糞を食べるからです。

ハワイにいる全てのカタツムリが感染しているとは限りませんが、ほとんどのカタツムリに寄生虫がいるので触らない方がいいのは明らかですよね。

カタツムリの殻が日本のカタツムリと違うので、子供は特に、珍しくて触りたくなると思いますが絶対に触らせないようにしてくださいね。

また、カタツムリだけでなくナメクジにも同じ寄生虫が住んでいるので要注意です!

ハワイのカタツムリは野菜が好き

ハワイのカタツムリはレタスやリーフなどの葉野菜が大好きです。

なのでハワイ産のオーガニックレタスやリーフなどの葉野菜を買うときは十分に注意してください。

レタスなどの葉野菜以外にもフルーツにも潜んでいることもありますので、ハワイで野菜やフルーツを買うときは良く見てから購入してください。

また、稀なケースですが、オーガニック野菜を使ったサンドイッチの野菜にナメクジが付いていたというものも報告されています。

小さいものだと、1円玉より小さいサイズなので見つけることが難しいので、万が一の時のために、特にレタスを食べるときは十分に注意して食べてくださいね。

それと雨が降った後は良くカタツムリが歩道を歩いていますので、さわらないでください。

歩道を歩くカタツムリ

ハワイのカタツムリから身を守るには

ハワイのカタツムリから身を守るには次の3つのことが重要です。

① 触らない
② 買った野菜やフルーツは流水で隅々まで良く洗う
③ 可能であれば沸騰したお湯で3~5分茹でる

ただ、十分気を付けても買ったサンドイッチに入っていた、子供から1秒目を離したらカタツムリを触っていたなんてことがあったら、どうすればいいでしょうか。

もし食べてしまったら、迷わず病院へ行ってください。

ワイキキのヒルトン・ハワイアン・ビレッジ内や、シェラトン・プリンセス・カイウラニ内には日本語が通じる病院があります。

まず電話で症状を伝えましょう。

ヒルトン・ハワイアン・ビレッジ:808-973-5250
シェラトン・プリンセス・カイウラニ:808-971-6000

>>ドクター・オンコールのホームページ

もし触ってしまったら、まずは石けんで手を良く洗ってください。

心配でしたら病院へ行きましょう。

でも手を洗う前に目や鼻などの粘膜をこすったり、触ったてに傷口がある場合はそこから寄生虫が入ってしまうこともありますので、病院へ行った方がいいですよ。

まとめ

ハワイに生息しているカタツムリには厄介な寄生虫が住んでいるので危険だというお話させていただきました。

子供が赤ちゃんのころに「ハワイのカタツムリは危ない」とローカルの友達に教えてもらったので、子供にはずっとカタツムリは危ないから触るなと伝え続けています。

その効果もあってか、カタツムリを見ると娘とカタツムリの間にはソーシャルディスタンスができて、絶対に触ろうとしません。

どうか、ハワイに来るときはお子さんに「カタツムリやナメクジがいても触らないで」と教えてあげてください。

ただ、広東住血線虫症が原因で病院へ搬送された9割の人は故意にカタツムリを触った訳ではありません。

ファーマーズマーケットなどで買ったハワイ産のオーガニック野菜や果物に住み着いていたカタツムリやナメクジを見落として食べてしまったケースがほとんどです。

農薬の付いている野菜やフルーツと同じくらい流水でゴシゴシと念入りに洗ってから食べるようにしてくださいね。

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